4歳のお子さんとの親子留学体験記

こんにちは!「おやこ留学ドットコム」
カウンセラーAKARIです。
現地は先週末からスクールホリデーに突入
しました。高校高学年の子供たちは、ホリデー
前の辛い学期末テスト期間をやっと終え、
今頃ゆっくりとホリデーを満期している
頃だと思います。
大学進学組はYear11, 12(高校2年・3年)
の総合成績で行ける大学の学部がほぼ決
定します。一発勝負の日本の受験システム
はこちらにはありませんが、2年間の努力の
結果で行ける大学が決まりますので、結構
長期戦です。こちらの学校は11月が卒業シー
ズン。残り実質約5ヶ月間。今年卒業の留学
生の皆さんにも頑張って欲しいです。
さて、今日は先日2週間の短期親子留学を
終えられて帰国されたIさんから早速
体験記が届きましたのでご紹介します。
4歳のお子さんと二人でホームステイを
体験されました。
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親も子も留学ができる親子留学というも
のは以前から耳にしていて、少し興味が
ありました。急きょ2週間ちょっとの仕事
の休みができたため、時差があまりなく、
比較的治安のよいオーストラリアに行き
たいと考え、インターネットで色々と調
べました。まさか4歳の息子と留学ができ
るとは思っていませんでした。出発のわず
か1週間前だったので、ほとんど時間のな
い状況で準備をしてバタバタしました。急
な申込みだったにもかかわらず、大変迅速
にご対応頂き、今回の親子留学が実現でき
ました。本当に嬉しかったです。

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現地に在住の日本人の方がサポートして下さ
るということで、大変心強かったです。4歳の
息子は初めての海外旅行で、私自身は7年ぶり
の海外旅行でした。LINEやメールで分からな
いことを色々と質問したら、出発前から丁寧
に教えて頂けました。LINEで相談できるのは
とても便利だなと思いました。
息子に英語や異文化をたくさん体験させたか
ったので、今回の留学ではホームステイを希
望しました。若いご夫婦と11ヶ月の女の子、
そしてフレンドリーな犬が2匹いる素敵なご家
庭に迎えて頂きました。とても広々とした一
軒家のお宅で2週間ちょっと共に過ごしました。

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ホストマザーは私たちのことをいつも気にかけて
下さり、またオーストラリアの日常生活や文化な
どについて色々と話してくれました。ホストファ
ザーは18時前に帰宅するので全員で夕飯を頂いて
お話しできる機会も多かったです。
”How was your school today?”などと、その日
の出来事を聞いて下さるので、子どものことも自
分のことも色々とお話しできました。また、幼い
子を持つ親同士でしたので、子育ての話はつきま
せんでした。日豪の生活習慣の違いにも気付きま
した。ホストは週末にはショッピングセンターや
動物園にも連れて行ってくれました。

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私は語学スクールではUpper Intermediateのクラ
スに入りました。テキストを使って文法を学び、
問題を解いたりゲームやディスカッションをした
りしました。先生に作文を添削してもらえるのは
ためになりました。もっと書いてお願いしたかっ
たです。クラスメートは皆さんフレンドリーで、
コロンビアやブラジル、韓国出身の方が多かった
です。ランチの時間は30分と短いですが、クラス
メートとお喋りして盛り上がりました。遠足やヨガ、
金曜日にはクラブ活動の時間もあって、とても楽し
かったです。学生に戻ることができて、とても新鮮
な気分でした。英語を学ぶモチベーションがUPでき
ました!!帰国後も息子と頑張りたいです。

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渡航前はあまり考えていませんでしたが、せっかく
の機会だったので息子に色々な体験をさせたくなり
ました。水陸両用のバスツアー、ホエールウォッチ
ング、乗馬のショー、乗馬体験、気球のツアーに参
加しました。私の語学スクールが13時半に終わるの
で、その後にUBERで子どものお迎えに幼稚園まで向
かってもらい、そのままUBERに2人で乗って目的地ま
で送ってもらえました。ドライバーの人たちはとて
も気さくにお喋りしてくれるので、それも楽しいひ
と時でした。UBERはアプリで簡単に配車を依頼でき、
クレジットカード払いなので現金を気にせずに利用で
きます。早朝や夜遅い時間でもホストに迷惑をかけず
に自由に移動ができ、とても役に立ちました。もし可
能であればレンタカーを借りるのもいいかもしれません。

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子どもは水陸両用バスのツアーがとてもお気に入り
でした。ホエールウォッチングは想像以上に揺れが
激しくて、酔い止めを飲んでいなかった息子はもど
してしまいました。でも30分後くらいには復活し、
「頑張ったね!」と言ってジュースとポテトチップ
スを買ってあげて一緒に食べました(笑)

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私は乗馬のショーにとても感動しました!ホストの
お宅では少し我慢していたビールをたくさん飲みな
がら、お食事をしながら、目の前でとても迫力ある
馬のパフォーマンスが見られてうれしかったです。
こんな素敵な世界がオーストラリアにあったんだと
感心しました。乗馬体験は費用が高かったのですが、
田舎の大自然に触れられ、野生のカンガルーを見な
がらゆったりと馬に乗って散歩ができました。もの
足りないくらいあっという間だったので、日本でも
乗馬しようねと子どもと約束しました。

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気球は参加するかどうかすごく迷いましたが、なか
なか体験できないと思ったので予約しました。広告
の写真を見て海岸沿いを飛ぶものと思っていたので
すが、実際には田舎の大自然の中でした(笑)。と
てもドキドキしましたが、ゆっくり登っていって揺
れもほとんどなかったのでほっとしました。きれい
な日の出の写真を撮ることができて本当にうれしか
ったです!参加してよかったなと思いましたが、そ
の最終日は私だけずっと眠く、サーファーズパラダ
イスのビーチで寝てしまいました。息子は一人で砂
浜で遊んでいました!日差しがとても強いので、日
傘を持っていてよかったです。

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特に予定のない日は学校のすぐ近くにあるオースト
ラリアフェアで食料品や日用品を買ったり、本屋に
寄って絵本を買ったり、フードコートでラップを食
べました。そしてホストマザーに迎えに来てもらい
ました。早めに帰宅した日は私もキッチンを貸して
もらい料理しました。滞在中、おみそ汁、カレー、
餃子、チヂミなどを作りました。どれもホストのお
宅は作ったことがなかったそうで、喜んでもらえた
かなと思います。
赤ちゃんのいる家庭はやはり大変で、寝かし付けの時
間が早いのでとても気を配りました。19時以降は大き
な声や物音を出さないように息子に毎晩言い聞かせま
した。夜は私がイライラしやすくなってしまい、息子
には少しかわいそうだなと思いました。しかし、息子
もホストの赤ちゃんを妹のようにかわいがっていたの
で、静かにしなければいけないことは理解してくれま
した。
夕飯の片づけは私が積極的に行いました。ホームステ
イを初めて体験して、他にも色々と苦労がありました。
まず、シャワーの時間や洗濯物の時間はホストの都合
に合わせる必要があって大変な日もありました。スケ
ジュール管理では、朝は7時半に朝食と決まっていたた
め、朝シャワーの日は遅れないようにしなければと焦
ることがありました。普通の旅行とは少し違った緊張
感がありました。

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その一方で、「明日は11時頃に出かける」と言われて
いたのですが、当日の朝になって「9時過ぎに出る」と
言われたときは、びっくりして急いで支度をしました。
また、ピザを買ってきてくれた日がありましたが、辛く
て子どもが食べにくそうでした。まだまだ…。息子の
洗濯物が臭ってしまったり、息子が飾り物を壊してしま
ったり、絵の具を壁に少しつけてしまったり、ちょっと
した子どものトラブルがある度に注意をされるので、と
てもヒヤヒヤしました。乳児と違って幼児のすることは
幼児のいる家庭にしか分からないと思い、仕方ないかな
と思いましたが(笑)。ゴミ箱がキッチンにしかなかっ
たり、ティッシュペーパーがキッチンにはなかったり、
スイッチや洗面台の蛇口が子どもには届かなかったり。
当然ですが自宅とは勝手が違うので、工夫して対処しま
した。

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オーストラリアに滞在中、大きなトラブルに遭うこと
もなく、安心して過ごすことができました。子どもが
もう少し成長して一人でも旅行に行けるようになった
ら、ぜひまた留学の機会を作ってあげたいです。そし
て、英語を学ぶことの楽しさや異文化理解の大切さを
小さいうちから肌で感じてほしいなと思います。
素敵な体験をどうもありがとうございました!
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小さなお子さんとのホームステイは大変な反面
英語の伸びや現地の文化に触れ合うには絶好の
機会ですので、皆さん悩まれるところです。最
近は2週間ホームステイ、残り2週間をコンドミ
ニアム等のプランを立てられる方が増えてい
る気がします。
幼稚園生のお子さんと一緒に親子留学をご検討
中の方には、今回の体験記とても参考になるの
ではないかと思います。
Iさんたくさんのお写真と素敵な体験記あり
がとうございました!
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