こんにちは。親子留学ドットコムのあかりです。最近はSNSの更新のみになっていまして、このブログを開くのが本当に何年振りになってしまいました。
今年の4月から3ヶ月間、語学学校の小学生準備コースに通い、7月から現地校をスタートさせたお子様と同行されているお父様から父子留学の素敵な体験記をいただきました。これから親子留学を検討されている方にはとても参考になる内容かと思いますので、下記にてご紹介させていただきます。詳しい体験記を書いていただき本当に感謝です!
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●ゴールドコーストに親子留学を決めた背景
まず長女が留学を決めた主な背景は、下記の通りです。
・英語力を伸ばす為
・自分らしく過ごせる環境で、伸び伸びした学校生活を送る為
そして、親の立場として、長女の考えを尊重し、是非応援したいと思いました。また、多様な人達や文化、考え方に触れることで、本人の視野や可能性を拡げる為のサポートをしたいと考えたことも、長女の意向を大切にしたいと考えた理由の一つです。
・父親である私が一緒に来た理由
私たち夫婦は、日本で一緒に会社を経営しており、会社運営における役割分担の関係上、妻が日本に残り私が長女の留学に付き添うというかたちが、合理的だと判断しました。また、妻の計らいで、父親が娘と一緒に過ごす貴重な時間を作ってあげたいと思ってくれたことも、私が一緒に来た大きな理由の一つでもあります。
・留学先をゴールドコーストに決めた理由
長女の留学の目的が、英語力を伸ばすこと、自分らしく過ごせる環境で学校生活を送ること、多様な人達や文化、考え方に触れることであった為、まずはアメリカ、カナダ、オーストラリアを候補として考えました。その中で、今回私が帯同することが決まっていた為、私自身も伸び伸びと暮らせる環境、具体的には日本でもサーフィンをライフスタイルしていたことから、生活とサーフィンが同居出来る環境ということで、ハワイとゴールドコーストに絞り込みました。その中で、留学や移住先をゴールドコーストに決めた理由は、こちらに来る約1年前に妻と長女が2週間程ゴールドコーストに短期留学をしており、ある程度生活のイメージが持てていたこと、ハワイと比較すると相対的に物価が安いこと、また治安面などを考慮し、留学と移住先をゴールドコーストに決めました。私にとっては、オーストラリアには美しく雄大な自然が沢山あること、また今回のタイミングまでオーストラリアには訪れたことがなかったことも、魅力に感じた点でした。
●エージェントさんを親子留学ドットコムさんに決めた背景
長女の留学先をゴールドコーストに決めた昨年の8月頃から、本格的にサポートをお願いするエージェントさん探しを開始しました。まず最初に私の妻がGoogle検索でヒットしたエージェントさん約20件ほどに、それぞれ電話をしてお話を聞きき、その中から4~5社のエージェントさんとWEB面談をさせて頂きました。実際にWEB面談をさせて頂いたエージェントさんは、現地にいらっしゃる日本人の方が運営されているエージェントさんと日本国内の大手のエージェントさんでした。
その中で、今回親子留学ドットコムさんにお願いさせて頂いた主な理由は、大きく3つです。
①あかりさんの誠実なお人柄に惹かれたこと
②移住後も現地で日本語でサポートを受けられること
③公立学校も含めた現地の事情に詳しいこと
特に、長女と二人だけで、1年半というある程度長い期間現地で生活をすること、現地に日本人の知り合いがほとんどいなかったこと、かつ私が出発の時点で英語がほとんど話せなかったこと等の背景から①、②は特に私達にとって大切なポイントでした。
●ゴールドコーストに来てから現在に至るまで
・生活基盤の整備
2025年の4月の上旬にこちらに来て、まずはとにかく生活基盤の整備に注力をしました。賃貸アパートメントの部屋のセットアップ、具体的には家具や家電の調達や組み立て、電気水道、インターネットなどの生活インフラの開設手続き、車の受け取りや運転免許の書き換え、生活必需品の調達等、言葉が上手く伝わらないかつ慣れない環境の中で一度に大量のやるべきことへの対応は、正直とても大変でした。また、こちらに来てから1週間後に長女と私の語学学校がスタートした為、語学学校へ通いながら生活基盤を整えていくことは、かなりハードでした。購入した洗濯機が1週間で動かなくなったり、書き換えの申請をした運転免許が期日を過ぎても届かなかったりと、想定通りにいかないことも沢山あり、心が折れかけた時が何度もありました。ただ、その過程の至る所で、あかりさんが親切丁寧にサポートして下さったことで、何とか一つ一つ前に進めることができ、約3か月後には生活基盤の整備はある程度落ち着かせることが出来ました。
・語学学校
ゴールドコーストに到着してから約1週間後から、親子で語学学校への通学がスタートしました。語学学校は長女が約3カ月間、私は約1か月間通学させて頂いたのですが、長女は色々な国の留学生と触れ合うことができたこと、私にとっては色々な国の留学生との触れ合いは勿論のこと、久々に学校で学ぶ機会を得られたこと、またこちらでこれから英語力を身に着けていく上で、最初のステップとして勢いが付けられたこと等、忙しい中でも頑張って通学して良かったと思っています。親子で共通の体験が出来たことも貴重でした。また、その語学学校の教員やスタッフの方がとても親切だったことも、ありがたかったです。
・現地校
そして、2025年の7月からは、いよいよ長女のVarsity Collegeでの現地校での生活がスタートしました。Varsity Collegeは小中高校一貫の公立学校で、生徒数も一学年約200名と、比較的規模が大きい印象です。また、留学生の受け入れも積極的で、各学年毎に様々な国の多くの留学生が在籍しています。その為、職員の方も生徒の方も留学生に対してとてもウェルカムな雰囲気で、そのお陰で長女も比較的スムーズに馴染むことが出来ました。また、保護者向けに日本人の留学生の親同士のLINEグループを学校職員の方が運営して下さったり、定期的に留学生の親子向けの交流イベントなどを設けて下さったりと、保護者向けに色々配慮をして下さる点も、とてもありがたく思っています。
学校の教育や運営方針は、一定の規律は大切に前提で、個性を尊重し、全体的にゆとりがあり、合理的でスタッフの方も手厚く、設備も充実していて、とても良い環境だと思っています。また小学校は日本と比較する勉強のペースもややゆったりで、その点も長女にとっては合っている様です。ただ、中学校になると一気に勉強のペースや専門性が高まるみたいなので、その点は覚悟が必要だと思っています。

親子の生活
長女との生活も、お互いにとって、とても貴重な経験だと思っています。日本にいるときから比較的会話はしていましたが、今は二人だけの生活なので、以前よりも色々なことについて長女と話をしています。また、長女は家事においても積極的に役割を担ってくれ、頼もしさを感じています。そして、英語は長女の方が出来る上、日々どんどん上達していっているので、日常のあらゆる場面で通訳として助けてもらっています。日々順調にいくことばかりではないですが、これからも毎日を大切にしながら、過ごしていきたいと思います。

・親父の生活
生活基盤の整備がある程度落ち着いてきた7月下旬ぐらいから、ようやくこちらでの生活を楽しむ余裕が生まれてきました。ゴールドコーストには沢山の美しいサーフポイントが点在し、サーフィンをライフスタイルにしている自分にとっては、とても恵まれた環境です。今はコンスタントに海に入れる様になり、とてもありがたく思っています。また、ここに至るまでの過程で多くの方々に支えて頂き、オーストラリアでの人の繋がりが日に日に拡がってきていることも、嬉しいことの一つです。そして、まだまだではありますが、毎日の積み重ねにより英語も少しずつは上達出来ていっているのではと思っています。サーフィンライフ、人との繋がり、英語、どれもこれからの自分の人生には必要なものである為、新たな環境にチャレンジさせてもらえていることに、日々感謝をしています。
これからも、長女と二人で毎日を思いっきり楽しんでいきたいと思います。

